ー嬉しかった編ー
私は、小学校4年生から町内のボランティアに参加している。
そのきっかけは「人の役に立ちたい」というものである。
障がいがある私でもできないことはゼロではないし、きっと何か役立てると思ったから。
ボランティア活動は月に一度の土曜日で「町内の環境美化」を目的とし、小学校通学路の清掃や老人ホームへの慰問訪問、町内文化祭参加など、月によってさまざまなことをしている。
特に老人ホームへの慰問訪問や町内文化祭の時には、私達は必ず何か出し物をしなければならないのだか、その時には、いつも寸劇を取り入れるのだが、その台本を考えるのは私の役目である。
もちろん、嫌だと思ったことは1度だってないし、むしろ、嬉しかった。
私は小さい頃から本や空想話を考えるのが大好きで、中学時代も部活動は3年間ずっと演劇部だった。
なので、、台本を書くときは喜んで引き受けたし、ボランティアのメンバーやアドバイザーさん、更には町内文化祭を見に来てくれた近所の人からも
「話を考えるの上手だね」とか、「言いたいことが分かりやすい」
といわれたことがあった。
その時私は本当に嬉しかった。
ほめて貰えたのは勿論だけど、障がい者でもできることはあると実感できたから。
今現在はなかなかボランティア活動は参加できてないけれど、参加できるときはしようと思う。