私のこと
ー悲しかった編ー
私達障がい者は、常に誰かの助けを必要としなければならない。
例えば足の不自由な人は電車や地下鉄の段差も補助してもらわないといけないし、普通に階段を下りるときでも注意しなければならない。
普通の人が何気なく降りている階段も障がい者側からしたら怖いことだらけ。
普段の生活で使っている家の階段は別としても、外にでたら階段だけでなく、初めての段差もたくさんある。
その時私はいつもこう思う。
「この階段は地面に足がつくまで、どれくらいだろう」と。
また、手すりのない階段もこわく、いくら介助者がいるといってもこわかった。
こんなときはいつも思う。
~障がい者でなければいいのに~
と。
でも、これが私なんだから仕方がない。
悲しいけれど受け止めて向き合って「これから」を大事にしたいと思う。