私は『持病がある障がい者』だけれど、私以上に可哀想な人がいる事を知った。それは母親の事だ。
私の場合は先天性の病気があるから産まれる前から病気の事については聞かされていたらしい。それでも普通の子と同じ様に育って欲しくて障がい者学級には入れなかったらしい。
仕事をするようになってからは残念ながら〔一般事務での仕事〕とはいかなかったけれど、『障がい者枠』で少しの間ではあるけれど働く事ができた。
好きで障がい者として生まれたわけじゃない。色々不自由はあるけれど、それは仕方のない事だもの。
でも、私は最近怒りを覚えた出来事があった。それを聞けば私だけでなく持病がある障がい者全員が怒る事だろう。
私は持っていないが障がい者にとってヘルプマーク・ヘルプカードは必要だと思う。万が一の事が起きた時の対応が記入されているからね。
けれどそれを否定し、[そういうものを持っている人は嫌い]という発言をした人物がいた。
それは、私達のような持病がある障がい者を自立させるために会社を作り上げた社長だった。
そういう会社を作り上げた社長ならそういう発言をするなんて開いた口が塞がらないし、私も1年3ヶ月はそこに勤めていた。発言を聞いたのは前職の友人からLINEの文章を通じてだけれど、何回読んでも怒りを覚えた。前職の社長にはね。
私は詫びて欲しいと思う。障がい者全員とその家族に。私達の存在も否定されたようなものだから。
皆さんそれぞれ苦労しながら自分の道を歩んでいるのにね。
いつでも、皆さんや私にいい事がたくさんありますように。
笑顔で幸せを呼ぼう!